あべけん太

8歳上の姉、６歳上の兄を持つ。「ダウン症のイケメン」としてテレビや講演会などで活躍しながら、IT企業で働き、勤続13年。2011年に母親が事故で他界。2020年からYouTubeで「けん太CHANNEL」をスタートし、一人暮らしも同時に開始する。

【無限の可能性♾️を伝えること】を座右の銘に、ダウン症で取得の前例がない中、55回目の挑戦で運転免許証を取得
(実技試験は1発合格も、最終学科試験は 55回目に合格)や、
絵画教室に15歳から通い続けており、自作がイタリアワインのラベルに選ばれWhite KENTAという商品として販売されるなど、何事にも諦めず前に進み、様々な結果を残している。売上の一部を公益財団法人日本ダウン症協会に寄付。

マラソンの経験はないが「無限の可能性を伝えるため、また新たな挑戦を」と、ご家族からも賛同を得て、現在フルマラソンを完走するためにパーソナルトレーナーと共に日々トレーニング中。

伴走者

加藤準也

1988年1月8日生まれ　(36歳)
千葉県出身

スポーツインストラクター、キッズスイミング指導、ランニング指導、パーソナルトレーニング指導など合わせて16年間スポーツ業界にて活動。
フルマラソンの伴走経験もあり、現在は月150本以上のパーソナルトレーニング指導を行なっている。

最初お話を伺った時は障害者の方のマラソン伴走者という事で未知の経験という事もあり、最初は不安でしかなかった。
相手の事をまずはちゃんと知ろうと、けん太さんのYouTubeの動画を全て拝見し、最初に自分が思っていた不安が無くなり、むしろワクワクしている自分がいた。
けん太さんの常に前向きで、元気で何事にも突き抜けて挑戦する姿を見て、自分自身が元気をもらった。
けん太さんが、このマラソンに挑戦する事でたくさんの方が元気と希望を持ってくれると思い、サポートを決意した。

最後に代表からの想い

ダウン症の選手を選抜していく中で、私自身が多くの壁に直面して投げ出したくなるような気持ちになってしまいそうな出来事にも直面したこともあった。
そんな時、手を差し伸べてくれた友人やNPO法人を共に支えてくれてるメンバーに応援され、マラソンのように地味で過酷なチャレンジに挑む選手達と共に、NPO法人という長期のプロジェクツをやり遂げ続けるというのは、多くの周りの応援から成り立っているという事。ダウン症のランナーの無限の可能性を選手の応援をPURPLE HEART PROJECTS 団体として目指す事が最初の大きな目標です。